<Love Our Nature 第4弾>廃材アーティスト加治聖哉さんとコラボ、猫をモチーフにしたアート作品を展示中

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「MARLENA」を運営する株式会社WSPは、昨年より、ジュエリーグレードに満たなかった真珠(以下「ネイチャーパール」)をアーティストへ提供し、アート作品へ昇華する試みを続けています。

昨年は「Love Our Nature (ラブ・アウア・ネイチャー) ⾃然を愛そう!ありのままを愛そう!キャンペーン」でダンボール造形作家の玉田多紀さんとのコラボレーションを実現しました。またこの他、廃材をリサイクルしたオリジナル什器の使用や、ジュエリーグレードに満たない真珠のアップサイクルなど、地球環境の保全のための活動をしています。これらの背景には、日本の美しい海を守っていくことが、日本の真珠産業にとってどれだけ大切なことか、多くの人に知ってもらいたいという思いがありました。

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約4,000個の真珠を使用した稀少なアート作品

廃材猫イメージ

今回は「Love Our Nature ⾃然を愛そう!ありのままを愛そう!キャンペーン」第4弾として、廃材アーティストの加治聖哉さんの手により、希少なアート作品が完成しました。加治さんの作品の特徴である、動物のしなやかな筋肉や躍動感。細分化された木の廃材から猫の形態へ。今にも歩き出しそうな風貌の猫のモチーフには、約4000個のネイチャーパールが使用されています。

ジュエリーグレードに満たない真珠をアート作品へ

廃材猫に真珠取り付け

真珠は自然のものなので、一つ一つが異なる形や色をしています。白く真円の真珠はジュエリーとして高く評価されますが、ネイチャーパールは独特な美しさを持ちながらも高品質なパールジュエリーになることはありませんでした。そんなネイチャーパールを使用した今回の制作に対する想いを、加治さんに伺いました。

廃材猫に真珠取り付け2

「初めての挑戦だったので、理想とするものを本当に作れるのか、わかりませんでした。猫というモチーフが決まり、木で制作した素体に真珠を貼り始めた時もまだドキドキしていましたが、顔や手足が埋まった段階で仕上がりの良さを確信し、その結果、自分の想像をも超えるような作品が出来あがりました

本作品は4月22日(火)よりenwsp銀座本店にて公開中です。また今後はenwsp新宿店、大阪心斎橋店、京都四条店へ巡回展示される予定です。詳しい日程は、後日enwspのインスタグラムにてお知らせいたしますので、近隣にお立ち寄りの際はぜひお越しください。

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■造形作家 加治聖哉プロフィール

加治聖哉さんプロフィール画像

1996年新潟県出身
長岡造形大学を卒業後、村上隆のスタジオにて就労ののち独立。
廃材を用い、優れた強度と造形美を持つ原寸大の動物を作るアーティストとして活動中。
代表作の一つである「神籬」は人が乗れるアートとしてSNSでも話題になる。