2021年 十月 01日真珠
真珠のお手入れについて
メンテナンス方法
真珠は宝石の中でも特にデリケートな宝石です。
真珠の主成分である炭酸カルシウムは、酸、熱、水に弱いのが特徴です。
汗やほこりが付いたままにしておくと光沢が失われ、変色などの原因になります。
そのため、長く美しいままでご使用頂くためにも、適切な保管方法とメンテナンス方法が必要となります。
真珠は極度な光線下や、熱、湿気の環境下に放置しないように心がけて頂くことが重要です。
湿度の多い場所も、極端に乾燥した場所も避けてください。 防虫剤などの薬品や化粧品の近くでの保管も避けてください。
保管につきましては、ケース等に収納して頂き、他の宝石類と接触しないよう保管して下さい。他の宝石と触れ合うことで出来るキズを防止できます。
また、ご使用される機会が少なく頻繁にお召いただかない場合も、時々ケースや保管場所から取り出し真珠を柔らかいクロス等で軽く磨き上げることをおすすめ致します。
特にご使用された後は真珠表面に汗が付着した状態となっております。
汗に含まれる微量な酸は放置した状態のまま繰り返しご使用されることで蓄積し徐々に真珠を痛めます。
お召しになられた後は必ず、柔らかいメガネ拭きなどのクロスで真珠を磨き上げて頂くことで、真珠にとって最適な管理が出来ます。
また、ネックレスの糸やワイヤーがゆるんできた場合、イヤリングやピアス、リングなど珠が外れそうな場合などは、当店までお気軽にご相談くださいませ。
真珠は日々のメンテンスが最も重要です。
【特に汚れが気になるとき】
ぬるま湯で固く絞った柔らかい布で汚れた部分を拭いた後、必ず乾いた柔らかい布で乾拭きしてください。
金具と真珠が接している部分に汚れが付着しやすいので特に念入りにお手入れをしましょう。